貴親方に聞く「全てをゼロにする意思」「貴公俊は将来ある身」

[ 2018年3月24日 05:30 ]

貴乃花親方 告訴状取り下げ

大相撲春場所13日目 役員室に入る前に報道陣の取材に応じる貴乃花親方
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 【貴乃花親方に聞く】

 ――貴公俊について。

 「公俊のことでご迷惑、ご心配をお掛けし、師匠としても不徳の致すところ。内閣府への対応も、一兵卒としてゼロに戻してスタートするようなふうに弁護士と協議していきたい」

 ――弁護士は取り下げると言っているのか?

 「まだ分からない。ただ、全てをゼロにする。これは私の意思。法律的なことは弁護士の先生に聞いていただくのがよろしいかと思います」

 ――そういう考えになったきっかけは?

 「将来ある身の貴公俊が不祥事を起こして、師匠として私の責任もあります。貴公俊に寛大な措置をお願いしたいという思いです」

 ――寛大な措置は協会にお願いするのか?

 「これからも育てていきたいと思っていますので、お願いするつもりです」

 ――協会と対立することはないか?

 「皆さんと協力してやっていけるように一兵卒からやっていくということです。協会のために皆さんと力を合わせられるように努力します」

 ――親方も大変か?

 「私の体調より、子供たちが元気に相撲を取ってくれれば」

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2018年3月24日のニュース