柔道・大野 母校で公開練習、五輪連覇へ“オールドスタイル”

[ 2018年3月17日 05:30 ]

母校の天理大で公開練習を行った大野将平
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 柔道男子73キロ級で16年リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野将平(旭化成)が、母校の天理大で公開練習を行った。来月7、8日には9月の世界選手権(バクー)の最終選考会となる選抜体重別選手権(福岡)を控えており「出るからには日本一を目指す」と抱負を語った。

 ポスト五輪イヤーだった昨年は、大学院での勉学にシフト。修士論文は自身の大外刈りが研究テーマで「脇の下を持って入るのは、昔の選手もやっていたのが分かった。自分は絶滅危惧種かも。でも時代に逆らい古き良き柔道を再現してもいいと思う」と“オールドスタイル”を貫き、20年東京五輪での連覇を目指す考え。

 一方で2月からはスポーツ用品の「チャンピオン」と個人契約を結び「柔道も少しずつ環境を整えないと」と競技環境の向上を図る覚悟だ。

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2018年3月17日のニュース