主力3人が故障で離脱したウォリアーズがキングスに苦杯 ラプターズは11連勝

[ 2018年3月17日 15:32 ]

ウォリアーズ戦の大詰めでとどめのダンクを決めたキングスのコーリースタイン(AP)
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 NBAは16日に各地で6試合を行い、西地区全体2位のウォリアーズは地元オークランドでキングスに93―98(前半59―57)で競り負けて52勝17敗。ステフィン・カリー(30=右足首)、クレイ・トンプソン(28=右手親指)に加え、チームを支えてきたフォワードのケビン・デュラント(29)が肋軟骨の不全骨折(ひび)で戦列を離脱し、ここ4戦で3敗目を喫した。3人の復帰は4月にずれこむ可能性があり、当分の間、苦戦は避けられない状況となった。

 先発した2季目のガード、クイン・クック(24)は5本の3点シュートなどで自己最多の25得点を挙げたが、同点で迎えた第4Qのスコアは18―23。ベンチ選手よるスコアの合計では23―59と大きく引き離され、西地区全体首位ロケッツとのゲーム差は「2・5に開いた。

 キングスは23勝47敗。ベンチから出たバディー・ヒールド(24)が22得点を稼ぎ、土壇場でも貴重なフリースローを2本成功させて勝利を収めた。このカードは今季2勝1敗。昨年11月27日にオークランドで行われた一戦でも110―106で勝っており、昨季の王者相手に敵地で2勝を挙げた。

 東地区全体首位のラプターズは敵地ダラスで延長の末にマーベリクスを122―115(前半54―60、延長16―9)で退けて52勝17敗。主力ガードのカイル・ラウリー(31)は休養で欠場したが、チーム記録に並ぶ11連勝を飾った。

 ラプターズはホームでは今季リーグベストの29勝5敗。2015年シーズンに記録したチームの年間最多勝利記録(56)に、残り13試合となった段階であと「4」と迫っている。

 マーベリクスは22勝47敗。延長では今季4戦全敗となった。

 <その他の結果>

セルティクス(47勝22敗)92―83*マジック(21勝49敗)

*サンダー(42勝29敗)121―113クリッパーズ(37勝31敗)

ヒート(37勝33敗)92―91*レイカーズ(31勝38敗)

*76ers(38勝30敗)120―116ネッツ(21勝48敗)

 *はホーム

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2018年3月17日のニュース