日本レスリングの父・故八田氏次男が苦言「きちんと立て直せ」

[ 2018年3月17日 05:30 ]

米国代表コーチとして来日した八田忠朗氏
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 日本レスリングの父が草葉の陰で泣いている。日本にレスリングを広め、日本レスリング協会会長も務めた故八田一朗氏の次男・忠朗氏(75)が16日、パワハラ問題に揺れる現状を嘆いた。

 米国在住の八田氏は17日から群馬・高崎アリーナで行われる女子W杯の米国代表の団長兼コーチとして来日。太平洋の向こうでも今回の騒動は把握しており「親父が米国からレスリングを輸入し、いろんな苦労をして協会を築いてきた。それを崩していくようで残念」と苦言を呈した。

 レスリングを通じて世界の友好親善を目指した父の思いを振り返りつつ「協会をきちんと立て直してほしい。それが私の望み」と語った。日本代表は大会に向けて会場で調整を行ったが、練習は非公開で事前会見もなし。ピリピリムードを漂わせて初日を迎える。

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2018年3月17日のニュース