大坂なおみ圧巻 またまた大金星で決勝進出!世界1位にストレート完勝

[ 2018年3月17日 15:15 ]

BNPパリバ・オープン女子シングルス ( 2018年3月17日    インディアンウェルズ(米カリフォルニア州) )

世界ランク1位のハレプを相手に粘り強く戦う大坂なおみ(AP)
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 テニスのBNPパリバ・オープンは17日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、女子シングルス準決勝で世界ランキング44位の大坂なおみ(20=日清食品)は、同1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)に6―3、6―0のストレートで完勝。4大大会に次ぐカテゴリーの今大会で決勝進出を決め、ツアー初Vへ王手をかけた。

 大坂にとっては、1月の全豪オープン4回戦で敗れ、これまで3戦全敗の強敵との再戦。第1セット、大坂は第1ゲームをキープして迎えた第2ゲームでいきなりブレークに成功。直後にハレプがブレークバックしたが、第8ゲームで再び大坂がブレーク。そのまま6―3で、このセットをものにした。

 第2セットも勢いそのままに大坂が第1ゲームをブレーク。第2ゲームは接戦にもつれ込んだが、粘り強くキープに成功。サーブの不調に苦しむハレプを攻め、第3ゲーム、第5ゲームと3連続ブレークし、リードを広げた。そのまま1ゲームも落とさずに6―0で勝負を決めた。

 今大会は年間4大会ある「プレミア・マンダトリー」と呼ばれるカテゴリーで、4大大会に次ぐ格付けになっている。特に今大会は4大大会同様に優勝まで7試合を勝ち抜く必要がある。

 大坂は1回戦で元1位のシャラポワ(30=ロシア)、2回戦で元2位のA・ラドワンスカ(29=ポーランド)を破り、準々決勝では現在世界5位のカロリナ・プリスコバ(25=チェコ)に完勝する快進撃。勢いは止まらず、世界ランク1位も撃破し、準優勝した2016年の東レ・パンパシフィック・オープン以来の決勝進出となった。

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