最年長関取の安美錦が2勝目「星どうこうじゃなく、しっかり相撲をとってきたい」

[ 2018年3月17日 16:15 ]

大相撲春場所7日目 ( 2018年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

 39歳の最年長関取、十両の安美錦(伊勢ケ浜部屋)が明生を下し、2勝目を挙げた。

 いっきに押し込まれたように見えたが、これは立ち合いが不成立だった。「なかなか手を付いてこなかったしね。待った、という声が聞こえた」と、冷静だった。2回目の立ち合いでは、当たってからタイミングよくはたき込みを決めた。

 「星は挙がってないけど、星どうこうじゃなく、しっかり相撲をとってきたい。毎日、自分と向き合って、自分との戦いだと思ってやれればいいと思う」

 膝の古傷に加えて、先場所は右脛骨(けいこつ)骨挫傷で途中休場。満身創痍(そうい)の体で、後半戦も気力を振り絞る。

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2018年3月17日のニュース