ペイトリオッツとイーグルスがミネアポリス入り　スーパーボウルまであと６日

スーパーボウルの「オープニング・ナイト」の模様（ＡＰ）
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　第５２回ＮＦＬスーパーボウル（２月４日）に出場するペイトリオッツ（ＡＦＣ）とイーグルス（ＮＦＣ）の両チームが２９日に「決戦の地」となるミネアポリスに到着。２年連続６回目の優勝を狙うペイトリオッツには登録５３選手中、３２選手がすでに優勝を経験しており、各選手は余裕を漂わせながら最初の記者会見（オープニング・ナイト）をこなしていた。

　自身８回目のスーパーボウル出場（過去５勝２敗）となるＱＢトム・ブレイディー（４０）はＡＦＣ決勝（２１日）で右手の状態が懸念されていたが「２週間という時間があれば問題はない」と不安を一掃。万全の状態でキックオフを迎えることになりそうだ。

　一方、３度目の出場で初優勝を狙うイーグルスのダグ・ピダーソン監督（４９）は２年前の就任時に地元ファンからは歓迎されなかったが、「自分はこのチームに貢献できると信じてここまでやってきた」と自信に満ちた表情。スーパーボウル経験者は７選手しかいないが、ジェフリー・ルーリー・オーナー（６６）は「彼は正しい方法でチームをここまで導いた。選手もその指導に応えてくれると思う」と指揮官に全幅の信頼を置いていた。

　今季（１３勝３敗）の快進撃を支えたエースＱＢカーソン・ウェンツ（２５）を膝の故障で失い、シーズン終盤とプレーオフでは控えＱＢニック・フォールズ（２９）で応戦。しかしピダーソン監督はこの難局を見事に乗り切っており、ペイトリオッツの名将、ビル・ベリチック監督（６５）を相手にどんな戦い方を見せるのかが注目されている。