クリッパーズのグリフィンがピストンズへ電撃移籍 大型トレード第1弾

[ 2018年1月30日 10:52 ]

クリッパーズからピストンズにトレードされたグリフィン(AP)
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 NBAクリッパーズの主力フォワード、ブレイク・グリフィン(28)がピストンズにトレードされることになった。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、すでに両チームは大筋で合意。2009年のドラフトで全体トップ指名を受けたグリフィンは、初めてクリッパーズ以外のユニフォームを着ることになった。

 グリフィンは昨年7月に5年、1億7100万ドル(約186億円)でクリッパーズとの契約を延長したばかり。しかしこの新規契約にはトレード禁止条項は盛り込まれなかった。

 球宴出場5回を誇るグリフィンは今季22・6得点、7・9リバウンドをマーク。ただしデビュー・シーズンを故障で棒に振り、ここ3シーズンも欠場が目立っていた。

 クリッパーズはセンターのウィリー・リード(27)と2季目のフォワード、ブライス・ジョンソン(23)も放出。ピストンズの交換要員は今季18・1得点を挙げているフォワードのトバイアス・ハリス(25)、昨オフにセルティクスから移籍してきたガードのエイブリー・ブラドリー(27)、2メートル21のセンター、ボバン・マリヤノビッチ(29)の3人で、ドラフト1巡目と2巡目の指名権2つも譲渡される。

 クリッパーズはさらにセンターのディアンドレ・ジョーダン(29)と今季23・5得点をマークしているシックスマンのルー・ウィリアムス(31)も放出するかまえ。プレーオフ進出を狙いながら若返り策を進めるという難しい“商談”に取り組んでいる。

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