栃ノ心 故郷で待つ妻は「しゃべれないくらい泣いていた」 凱旋帰国は5月?

[ 2018年1月29日 11:21 ]

優勝一夜明け会見で笑顔をみせる栃ノ心
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 大相撲初場所で初優勝した栃ノ心(30=春日野部屋)が千秋楽から一夜明けた29日、東京都墨田区の所属部屋で会見し、喜びに浸った。

 初めて賜杯を抱いた感想を聞かれ「重かった。信じられないくらいうれしい」とニッコリ。前夜は故郷ジョージアの家族とも連絡をとり、ニノ夫人が「しゃべれないくらい、泣いていた」と打ち明けた。凱旋帰国については協会行事などで当分、まとまった時間が取れないこともあって、「5月くらいかな」と見通しを語った。

 関脇復帰が確実となる3月の春場所へ、「立ち合いをもっと研究したい」と、さらなる精進も誓った。

 栃ノ心は2013年名古屋場所で右膝のじん帯を断裂する重傷を負って途中休場。翌場所から3場所連続全休を余儀なくされ、幕下へ転落したが見事に復活した。ジョージア出身として初めて優勝。初場所中に過去の傷害事件が発覚した春日野部屋に明るい話題をもたらした。

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