18歳・幌村が200バタV リオ銀・坂井破る「自信になる」

[ 2018年1月29日 05:30 ]

競泳・北島康介杯東京都選手権最終日 ( 2018年1月28日    東京辰巳国際水泳場 )

バタフライ200Mを制した幌村
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 男子200メートルバタフライで、新鋭の幌村尚(18=早大)が1分55秒34の好タイムをマークし、リオ五輪銀メダルの坂井聖人(22=早大)に1秒差をつけて優勝した。

 偉大な先輩に完勝した。1週間前までインフルエンザで寝込んでいたという幌村だが、昨夏のユニバーシアードを制した若手の勢いがそがれることはなかった。スタートから積極的に前に出て、日頃から早大で一緒に練習する坂井に長水路で初勝利。「自信になる」と笑みを浮かべた。

 この日は昨夏の世界選手権銅メダルの瀬戸大也が腰痛で欠場したが、代表選考が懸かる4月の日本選手権はこの3人での争いになる。「4月も絶対に勝って、しっかり代表に入れるようにしたい」。日本が五輪4大会連続でメダルを獲得している種目に期待の新星が現れた。

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2018年1月29日のニュース