新入幕の竜電&阿炎 10勝で敢闘賞初受賞 阿炎「貯金します」

[ 2018年1月29日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2018年1月28日    東京・両国国技館 )

三賞を受賞した力士の記念撮影。(左から)敢闘賞の阿炎、殊勲賞と技能賞の栃ノ心、敢闘賞の竜電
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 三賞選考委員会が開かれ、初優勝を飾った栃ノ心が初の殊勲賞、2度目の技能賞に決まった。三賞ダブル受賞は15年秋場所で殊勲、技能の両賞を獲得した平幕・嘉風以来となった。敢闘賞は新入幕で10勝を挙げた竜電、阿炎の2人が初受賞。新入幕の2力士の三賞受賞は、ともに敢闘賞だった00年名古屋場所の高見盛、安美錦以来。

 敢闘賞の竜電は千代丸に引き落とされ、11勝目はならず。「最後の一番が良くなかったので、もっと稽古して強くなりたい」とさらなる飛躍を誓った。松鳳山に勝ち10勝に到達した阿炎も敢闘賞を受賞。こちらは「床山に“勝ったら三賞だね”と言われ、久々に緊張した。敢闘賞はうれしい。(賞金は)貯金します」と喜びの表情だった。

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2018年1月29日のニュース