小林潤11位「五輪本番で100%を」 葛西は24位

[ 2018年1月29日 07:45 ]

W杯ジャンプ男子個人第13戦で11位となった小林潤志郎
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は28日、ポーランドのザコパネで個人第13戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、平昌冬季五輪代表4人が出場した日本勢は小林潤志郎(雪印メグミルク)が123・5メートル、140メートルの合計230・3点で11位となったのが最高だった。

 小林陵侑(土屋ホーム)は16位、45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は24位、けがから復帰の伊東大貴(雪印メグミルク)は25位だった。24歳のアンジェ・セメニッチ(スロベニア)が134・5メートル、137・5メートルの245・6点でW杯初優勝を果たした。

 ▼小林潤志郎の話 (最長不倒の2回目は)内容があまり良くなかった。台に力が伝わらないで飛び出している感じがまだある。アプローチ(助走)をもっと改善して、五輪本番で100パーセントを出せるようにしたい。

 ▼葛西紀明の話 まあまあだったと思う。(踏み切りの)タイミングの遅れはそんなになかった。(課題は)考えても仕方がないので考えないようにする。(五輪で)期待に応えたいが、調子がそんなに良くないので余計にプレッシャーがかかる。

 ▼小林陵侑の話 1本目はそんなに悪くなかった。札幌で調整して、平昌の台に合えばいい。(五輪までは)正確に動くことを意識してやりたい。

 ▼伊東大貴の話 転ばずに終えたことが良かった。成績は今の状態ではこんなものという感じ。とりあえず試合勘は感じられたので、気持ちは落ち着いた。(共同)

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2018年1月29日のニュース