水泳連盟・平井競泳委員長 小関の暴行問題謝罪「僕らの監督責任も大きい」

[ 2018年1月15日 16:21 ]

日本水泳連盟の平井競泳委員長
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 日本水泳連盟の平井伯昌競泳委員長が15日、都内で取材に応じ、昨年11〜12月の日本代表合宿中(スペイン)に五輪メダル候補の小関也朱篤(25)が天井翼(23=ともにミキハウス)に暴行を加えた問題で、「僕らの監督責任も大きい。反省している」と謝罪した。

 今年初の実戦となった競技会(13〜14日、東京)では17歳の池江璃花子が出場した4種目全てで日本新記録をマーク。不祥事が起きた一方で、強化の成果も表れている。平井氏は「池江さんの日本記録4つ、大橋(悠依)も(出場)4種目ともベストかな」と振り返りつつ、「パフォーマンス的にはみんな良かったと思うので、マイナス要因を早く消せるようにしたい。すみませんでした」と頭を下げた。

 小関は所属先ミキハウスから、3月末までの対外試合出場自粛と日本代表活動の辞退など処分を受けている。平井氏は「東京に向けて中心選手なんだから、これにめげず頑張ってくれという話を(問題を起こした合宿中に)した。その気持ちに変わりはない」ときっぱり。北島氏の後継者との呼び声もある男だけに、再び代表選手として活躍する姿を期待した。

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2018年1月15日のニュース