八角理事長、不祥事触れず　九州場所千秋楽「おわび」一転

大相撲初場所初日 （ 2018年1月14日    両国国技館 ）

三役以上の力士を従えて協会あいさつをする八角理事長
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　八角理事長（元横綱・北勝海）は初日恒例の協会あいさつでは「今後も土俵の充実を基に努力してまいります」などと述べるにとどまり、暴行問題や立行司・式守伊之助の不祥事については一切触れなかった。

　暴行問題が発覚した九州場所千秋楽のあいさつでは「多大なるご心配、ご迷惑をお掛けしたことを心よりおわびいたします」と異例の謝罪を行っていた。一連の不祥事からの再出発となる今場所は、初日から満員札止めとなり「ありがたい。（観客の声援も）あったかいですよ。でも、それに甘えちゃいけない」と話していた。