神鋼PO連勝で5位締め ベテラン正面2トライ「来季につながる」

[ 2018年1月15日 05:30 ]

ラグビートップリーグ総合順位決定トーナメント第2節   神戸製鋼41―17東芝 ( 2018年1月14日    秩父宮ラグビー場 )

 ラグビートップリーグは4試合が行われ、5位決定戦は神戸製鋼が41―17で東芝に勝った。前半だけで3トライを挙げて22―0で折り返すと、後半もベテランWTB正面健司(34)の2トライを含む計3トライ。昨年9月22日のリーグ戦での対戦に続き完勝した。トップリーグは全日程を終え、最終順位が確定。13〜15位の3チームは、20日に行われる入れ替え戦(ヤンマースタなど)に出場する。

 決して満足できる順位ではないが、プレーオフは連勝で終了。ゲーム主将を務めたCTB山中は「今週に限っては、なぜ試合をするのかがテーマだった。一人一人考えて、凄くモチベーションが高まった」と、空席が目立ったスタジアムで行われた決勝翌日の一戦を振り返った。

 前半は3トライを奪っただけでなく、ディフェンスでもゴールラインに迫られながら粘り強く守り切るなど集中力を発揮。リーグ戦では先発1試合にとどまりながら、プレーオフは2試合連続先発で起用に応えた正面も「来年につながると思う」と前向きに語った。

 来季はニュージーランド出身の世界No・1SOカーターが新加入。03年度から遠ざかるタイトル奪取に向け、山中は「常に高いスタンダードで試合をするのが一番大事」と自分に言い聞かせた。

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2018年1月15日のニュース