理事解任の貴乃花親方、新職務は「指導普及部副部長」

貴乃花親方
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　日本相撲協会は４日午後、同日付けで理事を解任されて役員待遇委員になった貴乃花親方（元横綱）らの新たな職務分掌を発表した。それによると、貴乃花親方は「指導普及部副部長」となった。

　この日は午前中に臨時評議員会が行われ、貴乃花親方の理事解任案を可決。規定に従って採決に参加しなかった池坊保子議長を除く出席者４人の全会一致だった。その後の記者会見では、貴乃花親方の理事解任後の職務について、同議長は「話はでませんでした」としていた。

　また、病気療養中の二所ノ関審判部長（元大関・若嶋津）の代行は出羽海理事（元幕内・小城乃花）になることも発表された。理事を辞任した伊勢ケ浜親方（元横綱・旭富士）に代わり、春場所担当部長は鏡山理事（元関脇・多賀竜）が、現在担当している危機管理部長や指導普及部長などと兼務。貴乃花親方が担当していた巡業部長は春日野理事（元関脇・栃乃和歌）が、現在担当している広報部長や総合企画部長などと兼務する。