錦織が全豪OP欠場 リハビリ順調も「100%の準備ができていない」

[ 2018年1月4日 08:28 ]

全豪オープンを欠場する錦織
Photo By スポニチ

 男子テニスで昨夏の右手首故障からの復活を目指す元世界ランキング4位の錦織圭(28=日清食品)が3日、四大大会第1戦の全豪オープン(15日開幕・メルボルン)を欠場すると発表した。自身の公式アプリに「リハビリは順調に進んでいるが、5セット制の試合に復帰するにはまだ100パーセントの準備ができていない」と英語でつづった。

 マネジメント会社によると、今月下旬に米国で開催されるツアー下部大会での復帰や、2月のニューヨーク・オープン出場を目指す。既に今季のツアー開幕戦のブリスベン国際、シドニー国際と前哨戦2大会を回避しており、昨年16強の全豪欠場で世界ランクは後退するが、慎重に再出発を図ることになった。

 最新世界ランク22位の錦織は昨年8月の練習でサーブを打った際に右手首を負傷した。腱の脱臼や裂傷で、手術を行わずに治療やリハビリに励み、10月下旬にはボールを使用した練習を再開した。

続きを表示

2018年1月4日のニュース