日体大4位 10月部員逮捕で大揺れ…出場可否連盟に委ね自粛

[ 2018年1月4日 05:30 ]

第94回箱根駅伝復路 ( 2018年1月3日    箱根・芦ノ湖~東京・大手町、復路5区間109・6キロ )

苦しそうな表情でゴールする日体大の10区・中川
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 日体大は7区・住田が区間2位で7位に浮上すると、後続も堅実な走りを見せ4位でゴール。元日に丸刈りにして激走した9区の室伏は「自分の走りはできた」と胸を張り、主将の辻野は「最後まで諦めずにいったのは心強かった」と万感の表情を見せた。

 チームに衝撃が走ったのは昨年10月下旬。渡辺監督によると、選手1人が住居侵入の疑いで警察に逮捕されたことが発覚し、「退部勧告」に。今大会の出場可否が連盟に委ねられる中、チームは1カ月、活動を自粛。校内の掃除やボランティアに取り組み、生活態度を見直した。正式に出場が決まり、シード権も確保。同監督は「多くの方に心配いただいて、今日があるんだとつくづく考えた」と感謝した。

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2018年1月4日のニュース