鏡山部長は厳しい表情「甘い部分もあった 何度も繰り返すわけにはいかない」

[ 2018年1月4日 21:40 ]

 日本相撲協会の臨時評議員会で貴乃花親方(元横綱)の理事解任が承認され、元横綱日馬富士関の暴行事件は一応の区切りがついた。角界が多大なマイナスイメージを負った問題を振り返り、鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は「甘い部分もあった。もう何度も(暴行問題を)繰り返すわけにはいかない」と厳しい表情で再発防止への思いを述べた。

 初場所初日が14日に迫り、騒動の沈静化を願う声もある。初場所責任者の尾車事業部長(元大関琴風)は「力士が雑念に振り回されず、土俵に打ち込める環境をつくるのがわれわれの仕事。(今日を境に)そうなるように願っている」と語る。

 親方から評議員になっている二子山親方(元大関雅山)、湊川親方(元小結大徹)、大嶽親方(元十両大竜)の3人も貴乃花親方の理事解任に同意。いずれの親方も口が重く、足早に両国国技館を後にした。

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2018年1月4日のニュース