死因はNFLブラウンズの大不振 死亡記事で80歳男性がチームの責任を追及

[ 2017年12月31日 12:10 ]

 米オハイオ州の地元紙「サンダスキー・レジスター紙」に掲載された死亡記事が全米の注目を集めた。

 27日にホスピスで亡くなったのは同州マンズフィールド在住のポール・スタークさん(享年80)。スタークさんは長年にわたってオハイオ州クリーブランドに本拠を置くNFLブラウンズのファンだったが、ブラウンズは昨季が1勝15敗で、今季は31日(日本時間1月1日)の最終戦を残して15戦全敗。敵地ピッツバーグ(ペンシルベニア州)で迎える最終戦の相手は今季12勝3敗でプレーオフの第1シードを狙っている強豪スティーラーズが相手とあって、2008年のライオンズ以来となる「16戦全敗」が確実視されている。

 その状況を憂いていたスタークさんは自らの死亡記事の中で「クリーブランド・ブラウンズの絶望的な状況が私の病気を悪化させた」と記し、52年間連れ添ったスーザン夫人と2人の子どもたちらに看取られて息を引き取った。

 ただしポールさんは“愚痴”をこぼしながらも前向きな言葉も遺しており「耐え抜いた自分の意思は今後も誰かに引き継がれていくだろう」とブラウンズ・ファンとしての強固な意志?ものぞかせていた。

続きを表示

2017年12月31日のニュース