竹内が練習公開 桜舞う五輪仕様ボード披露“日本らしさ”意識

[ 2017年12月31日 05:30 ]

五輪用の板を手に笑顔の竹内
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 スノーボード・パラレル大回転女子の竹内智香(34=広島ガス)が30日、北海道上川郡のキャンモアスキービレッジで練習を公開し、平昌五輪用の板のデザインを公開した。

 ビンディングは桜の花。銀メダルだったソチ五輪では日の丸カラーだったが「前回日の丸を使ったので、今回は日本の花ということで桜にしてもらった」と日本らしさを意識した。02年ソルトレークから始まって今回が5大会連続の五輪出場。冬季五輪では岡崎朋美、里谷多英、上村愛子と並んで日本女子最多となる。五輪×5大会ということで、板には金色と赤色の25個の輪があしらわれ「見るたびに五輪だなと感じる」と語った。この日の会場は12歳の時にスノーボードに初めて乗ったスキー場。「原点に戻ることができる。自分の成長も分かる」と20年以上の歩みをかみしめつつ、「(スノーボードをやってきた)この20年間の証を一つの形として残したい。これまで生きてきた中で最高の一年にしたい」と平昌からサクラサクの吉報を届けることを誓った。

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