国学院久我山“兄弟校”対決制す 土屋監督は感慨「何かの縁」

[ 2017年12月31日 05:30 ]

第97回全国高校ラグビー第3日   国学院久我山48―14国学院栃木 ( 2017年12月30日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<国学院久我山・国学院栃木>後半15分、ディフェンスを振り切って右隅にトライを決める国学院久我山・衣笠(左)
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 国学院久我山(東京第2)は兄貴分、Bシードの貫禄を見せて兄弟校対決に完勝した。就任1年目の土屋謙太郎監督は相手の吉岡肇監督と79年度の久我山準優勝時の同期で、高校時代は吉岡家に下宿。21度目の両校同時出場で初めて実現した直接対決が花園初采配となり、「初陣で当たるのは何かの縁。ラグビーのつながりを感じた」と感慨深げに語った。

 選手も初戦を思わせない伸び伸びしたプレーで、グラウンドいっぱいに使ったアタックを披露。チーム一の快足で2トライのWTB衣笠(3年)は「僕たちは(兄弟校対決は)気にしてなかった」と笑った。

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2017年12月31日のニュース