ウォリアーズのカリーが12試合ぶりに復帰 いきなり3点シュートを10本成功

[ 2017年12月31日 15:00 ]

12試合ぶりに復帰して38点をマークしたウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは30日(日本時間31日)に各地で7試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでグリズリーズを141―128(前半78―67)で下して29勝8敗。右足首の捻挫で離脱していたステフィン・カリー(29歳)が12月4日のペリカンズ戦以来、12試合ぶりに復帰して38得点をたたき出した。

 故障明けとあってスティーブ・カー監督(52歳)はカリーの出場時間を26分にとどめたが、カリーは3点シュートを13本中10本(今季リーグ最多)を成功。「いい感じだった。時間を減らされるのは仕方がないけれど、その中で体調が戻っていることをアピールできたと思う」と笑顔を見せた。

 カリーが1試合で3点シュートを10本以上決めたのは9回目でこれはNBA歴代最多。30得点以上も今季9回目で、頼もしいエースの復帰を目前で確認したカー監督は「すべてがよかった。長く休んでいるとより熱く燃えてしまうんだよ」と短い時間で“完全燃焼”したカリーの奮闘を喜んでいた。

 クレイ・トンプソン(27歳)も21得点、カリー不在の間、ポイントガード役もこなしていたケビン・デュラント(29歳)も20得点と活躍。チームを支える“ビッグ3”だけで3点シュートを28本中17本も成功させ、ハイスコアとなったゲームでも主導権は譲らなかった。

 ウォリアーズはホームでの7連戦を終え、12月は13勝2敗。新年初戦は敵地ダラス(テキサス州)でのマーベリクス戦で、4日にはヒューストン(テキサス州)で西地区全体2位のロケッツと激突する。

 敗れたグリズリーズは11勝25敗。27得点のマーク・ガソル(32歳)を含めて6人が2ケタ得点を挙げたが、カリーの“長距離砲”を最後まで阻止できなかった。

 <その他の結果>

ピストンズ(20勝15敗)93―79スパーズ(25勝12敗)

ヒート(19勝17敗)117―111マジック(12勝25敗)

ニックス(18勝18敗)105―103ペリカンズ(18勝18敗)

ホークス(10勝26敗)104―89トレイルブレイザーズ(18勝17敗)

ジャズ(16勝21敗)104―101キャバリアーズ(24勝12敗)

76ers(16勝19敗)107―102ナゲッツ(19勝17敗)

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