惜敗のナダル、質問にうんざり「別に中国に行くわけじゃない」

[ 2017年7月11日 06:07 ]

テニス ウィンブルドン選手権第7日 男子シングルス4回戦   ナダル2―3ミュラー ( 2017年7月10日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

フルセットの死闘を称え合うナダル(左)とミュラー(AP)
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 全仏王者で世界ランキング2位のラファエル・ナダル(31=スペイン)は、同26位のジレ・ミュラー(34=ルクセンブルク)との4回戦で4時間48分の死闘で力尽きた。

 これが今季でコーチ役を離れる叔父のトニ氏とは最後のウィンブルドンだった。しかし会見でそのことを聞かれると「何回も聞かれたし、全仏でも答えた。質問は理解できるけど4大大会のたびに答えられないよ」とうんざり顔。「一緒に素晴らしい時間を過ごしてきたし、まだ今季も残っている」と一応の回答はしつつ、「世界の終わりじゃないし、別に彼が中国に行ってしまうわけでもない。彼は地元のアカデミーにいて、自分もそこで練習する。自分の家と彼の家は歩いて2分だから、そんな大ごとじゃないんだ」とくぎを刺した。

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2017年7月11日のニュース