ナダル 4時間48分熱闘も惜敗、最後までリズムつかめず

[ 2017年7月11日 06:21 ]

テニス ウィンブルドン選手権第7日 男子シングルス4回戦   ナダル2―3ミュラー ( 2017年7月10日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン男子シングルス4回戦で敗れ、コートを去るナダル(AP)
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 今大会の結果次第で世界1位返り咲きの可能性もあったナダル(スペイン)は、同じ左利きでサーブ&ボレーを駆使する34歳のミュラー(ルクセンブルク)に屈した。

 試合時間は合計で4時間48分に達した。2セットダウンから巻き返し、最終セットだけで2時間15分の激戦。第19ゲームで4度あったブレークのチャンスを生かせず、第28ゲームでついに力尽きた。「あきらめずに戦い抜いたが、リズムがつかめず、やりにくい相手だった」と最後まで主導権をつかみきれなかった。

 今季は全豪で準優勝、全仏では3年ぶりの復活優勝と上り調子で迎えたものの、ウィンブルドンでは6年ぶりの8強を前に敗退。「4回戦で負けるのは期待していた結果じゃない。いい試合もあったが、今は前向きに考えられない」と悔しさをにじませた。

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