藍へ同組・桃子が感謝 ラウンド後に抱き合い「ありがとう」

[ 2017年6月10日 05:30 ]

サントリー・レディース第2日 ( 2017年6月9日    兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6538ヤード、パー72 )

上田桃子(左)と談笑しながらラウンドする宮里藍
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 最後になるかもしれない宮里とのラウンド。上田は先輩の一打一打を目に焼き付けた。「最後は全ショットをしっかり見たいと思った。小技は近くで見ていた」。前半はスコアを伸ばしたが、12番以降は集中が途切れた。16番パー3では第1打、18番パー4では第2打を池に入れた。

 18番グリーンで宮里と長い時間抱き合い「ありがとう」と言葉を掛け合った。36ホールを振り返り「2日間回って背中に抱えているものがどれだけ重いか感じた。大変だっただろうなと思う」としみじみ語った。

 同組のアマチュア高橋は4番で左手首を負傷した影響でショットが乱れて79を叩いた。ホールアウト後に宮里にあいさつし「(宮里は)コースでも励ましてくれた。迷惑をかけてすいませんと言ったら“全然大丈夫だよ”と言ってくれて本当に優しい」と泣きながら話した。

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2017年6月10日のニュース