高安には1000人 故郷・土浦で交流会「胸がいっぱい」

[ 2017年6月10日 05:30 ]

 握手会で赤ちゃんを抱っこする新大関高安関
Photo By 共同

 新大関の高安(27=田子ノ浦部屋)が9日、故郷の土浦市を訪れ、市役所や母校・土浦第一中などを表敬訪問した。母校では「皆さんもひた向きに夢に向かって進んでほしい」とあいさつ。在校生と共に校歌を口ずさみ「こういう形で帰って来られるとは思わなかった。胸がいっぱい」と感慨に浸った。同校では夏場所中から高安応援コーナーも設置。小祝良信校長は「正々堂々精進して、横綱に向かって頑張ってもらいたい」とさらなる飛躍を期待した。

 土浦市役所前での市民との交流会には約1000人が集まり即席の握手会も行われた。土浦後援会の会長も務める中川清市長は「昨年450人ほどだった後援会が1000人に迫っている。みんな素直に喜べるスポーツはいい」と地元の英雄の凱旋を歓待していた。市内には大関昇進を祝うラッピングバスも走っており高安はサインを書き込み笑顔だった。

続きを表示

2017年6月10日のニュース