20歳オスタペンコが四大大会初優勝「とてもハッピー」

[ 2017年6月11日 00:40 ]

女子シングルス決勝 シモナ・ハレプからポイントを奪いガッツポーズするエレナ・オスタペンコ
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 テニスの四大大会第2戦、全仏オープン第14日は10日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝でノーシードの20歳、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に4―6、6―4、6―3で逆転勝ちして四大大会初優勝を果たし、優勝賞金210万ユーロ(約2億5830万円)を獲得した。ツアーも初制覇となった。

 プロ選手の出場を解禁した1968年のオープン化以降で全仏女子をノーシードで制した選手は初めて。世界ランキング47位のオスタペンコは強打で押しきり、ラトビア勢で男女を通じて初の四大大会覇者となった。ハレプは2014年大会に続く2度目の準優勝。

 ▼エレナ・オスタペンコの話 子どもの頃、ここでプレーしている選手を見ていた。20歳で四大大会のチャンピオンになれるなんて信じられない。夢が実現して、とてもハッピー。自分のゲームをしようと頑張った。私はどの瞬間も戦っていた。

 ▼シモナ・ハレプの話 楽しめた。2度目の決勝で今回も勝てなかったが、いい経験になった。残念な結果だが、これからもずっと頑張っていく。勝てる日があることを信じている。また、全仏の決勝でプレーするのが私の夢。

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2017年6月10日のニュース