ナダル「あれは女の子は嫌だよね」キス追放のハレンチ選手に苦笑い

[ 2017年6月1日 07:57 ]

テニス 全仏オープン第4日 ( 2017年5月31日    パリ ローランギャロス )

2回戦でハーセに快勝し、観客の歓声に応えるナダル (AP)
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 全仏オープン10度目の優勝を狙うラファエル・ナダル(30=スペイン)は、2回戦で世界46位のロビン・ハーセ(30=オランダ)にストレートで快勝した。33本もの決定打をたたき込み、6―1、6―4、6―3のスコアで危なげなく3回戦に駒を進めた。

 この日は快晴で、コートも乾き、ナダルにとっては最高のコンディション。「晴れていて気温が18度から25度が自分にとってはいい条件。ボールは飛ぶし、球もよく跳ねる。気温が下がって雨が降ったりすると、自分のテニスにとっては好ましいとは言えない」と語った条件にもぴたりとはまった。

 前日には世界287位のマキシム・アム(21=フランス)が、1回戦で敗退した後、会場内でのテレビの生放送中に女性記者に執拗にキスをしようとして大会追放処分を下された。

 試合後の会見で質問を受けたナダルは「ビデオを見たけど、あれはちょっと女の子は嫌だよね。自分が言えるのはそれだけだよ」とハレンチ男による前代未聞の珍事に苦笑いだった。

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2017年6月1日のニュース