13歳張本が水谷から大金星 美宇、美誠は4回戦へ

[ 2017年6月1日 23:07 ]

卓球世界選手権第4日 男子シングルス2回戦で水谷隼(奥)を破り、ガッツポーズで喜ぶ張本
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 卓球の世界選手権個人戦第4日は1日、ドイツのデュッセルドルフで行われ、男子シングルス2回戦で13歳の張本智和(エリートアカデミー)が、リオデジャネイロ五輪銅メダルの水谷隼(木下グループ)を4―1で破る番狂わせを演じた。

 女子シングルスはアジア女王で17歳の平野美宇(エリートアカデミー)が3回戦で陳思羽(台湾)を4―1で下し、伊藤美誠(スターツ)とともに4回戦に進んだ。

 男子ダブルス3回戦で第1シードの大島祐哉(木下グループ)森薗政崇(明大)組、丹羽孝希(スヴェンソン)吉村真晴(名古屋ダイハツ)組がともに勝ち、準々決勝に進出。混合ダブルスも前回大会準優勝の吉村、石川佳純(全農)組と田添健汰(専大)前田美優(日本生命)組がベスト8に進んだ。

 女子ダブルスは3回戦で伊藤、早田ひな(福岡・希望が丘高)組が準々決勝に進んだが、石川、平野組は強豪の丁寧、劉詩ブン組(中国)にストレート負けした。

 ▼張本智和の話 卓球をやってきた中で一番うれしかった。サーブもレシーブも攻めていけたのがよかった。気持ちがプレーに出ていた。(第5ゲームは追い上げられ)ここで負けたら一生後悔すると思った。

 ▼水谷隼の話 不完全燃焼で終わって悔しいが、(この大会は)彼(張本)が僕の分まで勝ってくれると思う。最初から最後まで、勝機を見いだせなかった。(共同)

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