錦織、圧巻の12ゲーム連取!世界74位にストレート勝ちで3回戦進出

[ 2017年6月1日 22:10 ]

テニス全仏オープン第5日 男子シングルス2回戦   錦織3―0シャルディー ( 2017年6月1日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン2回戦に登場した錦織(AP)
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 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは1日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング9位で第8シードの錦織圭(27=日清食品)が同74位のジェレミー・シャルディー(30=フランス)と対戦。6―3、6―0、7―6のストレート勝ちで3年連続となる3回戦進出を決めた。

 第1セット第1ゲームでいきなりブレークを許した錦織だが、第2ゲームで即座にブレークバック。落ち着きを取り戻した後はシャルディーを左右に揺さぶり、第8ゲームでブレークに成功。第9ゲームではドロップショットを決めるなど自由自在なプレーで第1セットを先取した。

 第2セットは序盤から完全な錦織ペース。第1ゲームでブレークを奪うと、第3ゲームでもブレーク。さらに第5ゲームでもブレークを奪い、第1セットから数えて9ゲーム連取。1ゲームも奪われることなく第2セットを6―0と圧倒した。

 第3セットに入っても錦織の勢いは止まらず、第1、第3ゲームをブレーク。ドクターチェックを受けた直後の第4ゲームでブレークを許して第1セットからの連続ゲーム奪取は12で止まったが、圧巻のプレーを見せた。

 その後は地元のシャルディーが意地を見せてタイブレークへもつれこむも、錦織がこれを制してストレート勝ち。1回戦では3時間超えの死闘を演じたが、2回戦は2時間を切る試合運びでストレート勝ちを決めた。

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2017年6月1日のニュース