稀勢の里 高安に控室で口上アドバイス「俺みたいにかむなよ」

[ 2017年5月31日 10:16 ]

大関昇進伝達式を終え、稀勢の里(左)と握手を交わす高安
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 大相撲の関脇・高安(27=田子ノ浦部屋)の大関昇進が31日、正式に決まり、都内のホテルで行われた伝達式を兄弟子の横綱・稀勢の里(30)が見守った。

 稀勢の里は「本当にこんなうれしいことはない」と満面の笑顔。高安の「謹んでお受け致します。大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」という口上については「控室で俺みたいにかむんじゃないよ」とアドバイスしたようで、「素晴らしい。彼らしい口上だと思います。そういう大関になれれば、また1つ上を目指して行けると思います」と語った。

 稀勢の里は夏場所を途中休場。次の名古屋場所については「彼が頑張ってくれればいいんじゃない」と笑って新大関に託していた。

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