早田・伊藤組が3回戦進出 絶妙のタイムアウトで流れ

[ 2017年6月1日 02:56 ]

卓球世界選手権個人戦第3日 ( 2017年5月31日    ドイツ・デュッセルドルフ )

 女子ダブルスの早田・伊藤組は絶妙のタイムアウトで流れをつかみ、3回戦へ進んだ。カット型の韓国ペアと2ゲームずつを奪い合って迎えた第5ゲーム。8―8と追いついた早田のサーブの前に、2人は数秒相談した後にタイムを取った。1分の間を挟んで連続得点。10―9からは伊藤が、ミスが目立っていたフォアドライブを決めてこのゲームを奪った。

 「競っていて、何のサーブを出すか迷っていた。1回ベンチに帰って落ち着いてからサーブを出そうと思った。その時は美誠が3球目を打つ番で、タイムを取って考えたいと言ったので」と、早田はやりとりを明かした。高校2年生コンビの落ち着いた判断で勢いに乗り、第6ゲームも奪取して4―2でゲームセット。石川・平野組は2回戦でドイツペアにストレート勝ちした。

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2017年5月31日のニュース