佳純 個人戦8強超えへ重圧なし「新しいプレーができている」

[ 2017年5月31日 05:30 ]

練習会場で調整する石川
Photo By 共同

 卓球世界選手権個人戦が29日にドイツ・デュッセルドルフで開幕し、予選が行われた。日本選手は本戦からの出場のため、出番はなく施設内で調整。女子で世界ランク日本人最上位の6位・石川佳純(24=全農)は「重圧がなくなり新しいプレーができている」とかつてない心境で臨んでいることを明かした。

 1月の全日本選手権で平野美宇(17=エリートアカデミー)に敗戦。女王の座を明け渡した。しかし、逆に「いい意味でプレッシャーがなくなった。今はやっていて凄く楽しい」と思えるようになった。31日からの女子シングルスでは、世界1位の丁寧(中国)と準々決勝で当たるブロックに入った。だが、「何年も前の試合に出始めた時の気持ち」を取り戻した今なら、大会初出場だった09年の8強も超えられる手応えがある。

続きを表示

2017年5月31日のニュース