NBAファイナルの優勝オッズはウォリアーズ優勢 キャバリアーズは圧倒的に不利!

[ 2017年5月28日 12:36 ]

キャバリアーズのラブ(AP)
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 史上初めて3年連続同一カードとなったNBAファイナルは6月1日にカリフォルニア州オークランドで開幕するが、戦前の予想の判断材料となる主要ブックメーカーの平均オッズでは2年ぶりの覇権奪回を目指すウォリアーズが1・33倍。昨季のファイナルで初優勝を飾ったキャバリアーズは3・80倍で“格下”扱いとなった。

 最大手のひとつ、ウィリアム・ヒル社のオッズでも27日現在でウォリアーズの1・29倍に対してキャバリアーズは3・50倍。米ラスベガスでも圧倒的にウォリアーズの優勝を指示するオッズが相次いだ。

 ディフェンディング・チャンピオンのキャバリアーズは1回戦から東地区決勝までを12勝1敗で乗り切っているが、ウォリアーズはそれを上まわる12戦全勝。しかも12戦の平均点差はプレーオフ史上最大の16・3と相手を寄せつけない試合を続けており、プレーの内容がオッズで優位に立つ要因にもなっているようだ。

 この“大差”に対してキャバリアーズの主力フォワード、ケビン・ラブ(28歳)は「連覇するのが難しいのはわかっているが、彼ら(ウォリアーズ)とは対等に戦えると思うし、向こうもそう思っているはず。だからUNDERDOGS(格下)だとは感じていない」と反発。昨季も不利と予想されながら1勝3敗からシリーズを逆転して頂点に立っており、ブックメーカーの判断を発奮材料にして戦う姿勢をのぞかせていた。

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2017年5月28日のニュース