米ツアーでも藍引退惜しむ…さくらは「敬意」で語らず

[ 2017年5月27日 11:49 ]

第2ラウンド、通算3アンダーで44位の畑岡奈紗
Photo By 共同

 宮里藍が今季限りで現役を退くとのニュースは26日、米女子ツアーの選手たちにも衝撃を与えた。畑岡奈紗はボルビック選手権のラウンド後に「ずっと藍さんを目標にやってきた」と惜しんだ。昨年10月、日本女子オープン選手権を17歳で制し、20歳だった宮里藍の大会最年少優勝記録を更新。「私が米ツアーを目指すきっかけにもなった」と存在の大きさを語った。

 同郷で33歳の上原彩子は「ジュニア時代から一緒に戦ってきた仲間なので、すごくショック」。野村敏京は米女子プロ協会を通じて「31歳なので、早い感じがする」とコメントした。

 42歳のカリー・ウェブ(オーストラリア)は「このタイミングに驚いている。残念で寂しい」と惜しみ、何度も競り合ったスサン・ペテルセン(ノルウェー)は「彼女の業績は誰に対しても誇れるもの」とたたえた。

 同じ31歳で子供の頃から互いを知る横峯さくらは、宮里藍への敬意を表したいとの理由で、立ち話の取材で語ることを拒んだ。(共同)

続きを表示

2017年5月27日のニュース