藍は「解放された表情だった」 兄・優作がエール「新しい人生頑張って」

[ 2017年5月27日 08:37 ]

妹・藍の引退表明に関して取材対応する宮里優作
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 現役引退を発表した女子ゴルフの宮里藍(31)の兄・優作(36)が27日、ミズノ・オープン第3ラウンド前に会場で取材に応じ「最初はびっくりしたけど、彼女なりにいろいろ考えて出した答えだと思う。正直、凄く残念というか、もう少し見ていたかったという気持ちだけど、彼女の人生だし、彼女が決めることなので、家族として決断を後押ししたい」と感想を話した。

 引退の報告を受けたのは今年1月だった。「今年で引退する」と伝えられて「えっ?となって、そうかと答えた」。当時の藍の様子を「解放されたような表情で凄く明るかった。“どんな試合でもいいから勝って終わりたいね”というふうに話をした」と振り返った。

 「どんな言葉を掛けたいか?」との質問には「お疲れ様と言うよりは、新しい人生がスタートするので頑張っていこうねという感じ。今までよりは会える回数が増えると思うので楽しみではある。長く現役でいることは大変なことなので、とりあえずゴルフ人生に関してはお疲れ様と言いたい」と笑顔で語った。

 ゴルフ界への貢献については「彼女のような選手が出てくるか分からないくらいゴルフ界を新しく変えた選手。特に女子ゴルフのジュニアから上がって来た子たちは宮里藍を見て育った。それが最大の貢献だと思う」と称えたうえで「ゴルフに携わってほしい。与える影響が大きいし、いろんな経験をしている選手だから」と今後にも期待していた。

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2017年5月27日のニュース