白鵬全勝死守 38度目V王手「早いとこ片付けたい」

[ 2017年5月27日 05:30 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2017年5月26日    両国国技館 )

白鵬(奥)は栃煌山をはたき込みで下す
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 38度目の優勝に王手をかけた白鵬は「やる方は大変。早いとこ片付けたい気持ち」と1年ぶりの賜杯へ意欲を見せた。

 1度目の立ち合いは、ともに手を突かず、2度目は白鵬が嫌がった。3度目にようやく呼吸が合うと、突進してきた玉鷲をかわし左へ変化。ブレーキをかけて振り向く相手を突いて攻め上げ、頬がみみず腫れするほどの反撃にも耐えて、得意の右四つとなり、最後は寄り倒した。支度部屋では「玉鷲を一から教えないといけない。ちゃんと手をつけよと」と厳しい言葉。昨年夏場所以来の復活優勝が迫ったが、「明日ですね」と冷静さを保っていた。

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2017年5月27日のニュース