白鵬 全勝キープで38度目Vに王手「早いとこ片付けたい気持ちあります」

[ 2017年5月26日 18:53 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2017年5月26日    両国国技館 )

白鵬が玉鷲を寄り倒しで破るも、取組後に顔をしかめる                    
Photo By スポニチ

 単独トップの白鵬は玉鷲を寄り倒して全勝をキープした。2度目の立ち合いも呼吸がそろわず、3度目で成立すると、白鵬は立って左へ変化。無我夢中に突進してきた玉鷲が俵でブレーキを掛けて振り向くと、白鵬の右頬がみみず腫れになるほどの突っ張りの応酬が始まった。徐々に体を近づけ得意の右四つになり、じわじわ圧力を掛けて寄り倒した。

 立ち合いが中々、成立しなかったことについて、白鵬は「玉鷲を一から教えないといけない。ちゃんと手をつけと」とチクリ。自身の立ち合いの変化については「何かするのかと思って」と説明した。 

 1敗の日馬富士が負けたため、14日目に勝てば優勝が決まる。38度目の優勝にリーチを懸けた白鵬は「やる方は大変。早いとこ片付けたい気持ちあります」と1年ぶりの賜杯を見据えた。

続きを表示

2017年5月26日のニュース