サンウルブズ 庭井、代表定位置争いへ気合 27日チーター戦

[ 2017年5月26日 05:30 ]

チーターズ戦に向けた練習で、味方選手のサポートに走るサンウルブズのフッカー庭井祐輔(中央)
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 スーパーラグビーのサンウルブズは、27日の第14節チーターズ戦(秩父宮)の登録メンバー23人を発表し、フッカー庭井祐輔(25=キヤノン)の2戦ぶりの先発復帰が決まった。チームで一、二を争う成長株は、3月12日の前回のチーターズ戦から8戦連続出場中だったが、前節は「出たいと言ったが、休めと言われた」と休養を命じられた。裏を返せば首脳陣から期待されている証拠で、6月の日本代表初招集も決定的だ。

 1メートル74、102キロはフッカーとしては小柄な部類に入るが、コンタクトエリアの攻防にめっぽう強い。日本代表でも堀江翔太(パナソニック)との先発争いに名乗りを上げる勢いで、「6月はW杯の対戦相手(アイルランド)ともやるので代表入りしたい。守備で貢献したい」と力強く語った。

 《薫田強化委員長視察 代表スコッド選出方針語る》都内で行われたサンウルブズの練習を視察に訪れた日本代表の薫田真広強化委員長は、29日に発表される代表スコッドについて、スーパーラグビー参戦選手とアジア選手権代表から選出する方針を示した。実績がある選手でも例外をつくらない方針で「そのためにNDS(代表候補育成キャンプ)もやってきた」と説明。人数は「30人プラスアルファ(数人)」を招集する予定で、アジア選手権に出場した「若い選手にもチャンスを与える」と話した。

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2017年5月26日のニュース