錦織フルセットでズベレフに苦杯 決勝進出ならず

[ 2017年5月26日 23:28 ]

ズベレフとの試合でリターンする錦織(AP)
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 男子テニスのジュネーブ・オープンは26日、ジュネーブでシングルス準決勝が行われ、第2シードで世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は世界33位のミーシャ・ズベレフ(29=ドイツ)と対戦。4―6、6―3、3―6で敗れ、決勝進出を逃した。

 両者は初の顔合わせ。第1セットは第3ゲームをブレークされ、4―6で失った。第2セットは錦織が第2ゲームをブレーク。第5ゲームをブレークバックされたが、錦織も続く第6ゲームを即座にブレーク。6―3で取り返した。最終セットは第4ゲームでブレークを許したが、続く第5ゲームで錦織もブレークバックした。するとズベレフが第6ゲーム、第7ゲームを連続でブレーク。錦織は第8ゲームでマッチポイントを握られながら辛くもキープに成功したが、第10ゲームをキープされ最終セットを落とした。

 錦織は3月の右手首故障からの復帰後、クレーコートの2大会で計4試合しか戦えず、四大大会第2戦の全仏オープン(28日開幕・パリ)に向けて同じクレーで実戦の機会を得るために急きょ出場。初戦の2回戦ではストレート勝ち、準々決勝では逆転勝ちだった。

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2017年5月26日のニュース