宮里藍が現役引退発表 国内15回、米ツアーで9回優勝

[ 2017年5月26日 16:00 ]

宮里藍
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 人気女子プロゴルファーの宮里藍(31=サントリー)が2017年シーズンをもって現役を引退することが26日、分かった。宮里の所属事務所が報道各社にファクスを送付して発表した。29日に東京都内のホテルで行われる記者会見で、宮里自身が決断に至った経緯や心境などを語る。

 1985年6月19日生まれで、来月32歳の誕生日を迎える宮里は沖縄県国頭郡出身。4歳でゴルフを始め、中学2、3年時に全国中学選手権で連覇、宮城・東北高校進学後も1、2年時に全国高校選手権を連覇し、01年日本女子オープンベストアマ、02年アジア大会個人金メダル、03年日本女子アマ、日本ジュニア優勝などアマチュアで数々の実績を残し、高校3年生だった03年にミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで当時の最年少優勝を飾り、同年プロへ転向。06年の日本女子プロ選手権など国内で優勝15回、06年から参戦した米ツアーでは9回優勝した。10年には世界ランキング1位を12週連続でキープしたが近年は不振が続き、12年の米ツアー2勝を最後に優勝していない。ともにプロゴルファーの宮里聖志(40)、宮里優作(36)とともに“宮里3兄妹”としても人気を集めた。

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2017年5月26日のニュース