リオ五輪“銅”羽根田、フィーバー御礼V カヌージャパンカップ

[ 2017年4月9日 05:30 ]

男子カナディアンシングルで優勝した羽根田
Photo By 共同

 カヌースラローム・ジャパンカップ第1戦の男子カナディアンシングルはリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(ミキハウス)が109・00点で優勝した。リオ五輪代表の矢沢亜季(昭和飛行機工業)は女子のカヤックシングルとカナディアンシングルの2種目を制した。男子カヤックシングルは足立和也(山口県協会)が優勝し、リオ五輪代表の矢沢一輝(青森県協会)は3位だった。

 男子カナディアンシングルの羽根田が五輪銅メダリストの貫禄を示した。決勝では2位に約2秒分の点差をつけて優勝。リオデジャネイロ五輪後初の公式戦で「レース感覚が取り戻せていない」と話したが、強さは頭一つ抜けていた。昨年までは観客は数えるほどだったが、今大会は初めて有料で入場者を募集。定員の100人をはるかに上回る応募があったという。レース後、多数のファンからサインを求められた羽根田は「カヌー・スラロームの魅力を伝えられたらいい」と話した。

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2017年4月9日のニュース