ヒート 10連勝 ホワイトサイド 30得点と20リバウンドの大活躍

[ 2017年2月5日 15:41 ]

30得点を挙げたヒートのホワイトサイド(左)(AP)
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 NBAは4日に各地で10試合を行い、ヒートは地元マイアミで76ersを125―102(前半64―52)で下し、10連勝を飾って21勝30敗。今季の連勝記録としてはロケッツに並ぶリーグ2位で、勝率は5割未満ながらリーグ全体1位のウォリアーズの最長記録(12)にあと「2」と迫ってきた。

 この日はセンターのハッサン・ホワイトサイド(27歳)が30得点と20リバウンドを挙げる大活躍。ゴラン・ドラギッチ(30歳)は16得点と8アシスト、ディオン・ウェイターズ(25歳)も21得点を稼ぐなど先発の両ガードも奮闘した。

 ジョエル・エンビード(22歳)ら主力3選手を故障で欠く76ersは18勝32敗。アーサン・イリヤソーバ(29歳)が21得点を稼いだが、チームは3連敗を喫した。

 ヒートが所属している東地区サウスイーストで首位に立っているウィザーズは地元ワシントンDCでペリカンズを105―91(前半53―49)で退けて7連勝で30勝20敗。ジョン・ウォール(26歳)が24得点、13アシストをマークしてホームでの連勝記録を17に伸ばした。

 ウィザーズの7連勝は2005年1月2日〜15日以来、12年ぶり。ホーム17連勝はチームの歴代2位となった。

 ペリカンズは19勝32敗。アンソニー・デービス(23歳)は25得点を挙げたが、チームは第4Q残り5分52秒から無得点に終わって4連敗を喫した。

 キャバリアーズは敵地ニューヨークでニックスに111―104(前半64―45)で勝利を収めて34勝15敗。レブロン・ジェームズ(32歳)が32得点、10アシストをマークし、このカードでは9連勝を飾った。

 腰を痛めて1試合を欠場したケビン・ラブ(28歳)は35分出場して23点と16リバウンドを記録。ニックスは22勝30敗となり、ラブとのトレードが噂されていたカーメロ・アンソニー(32歳)は17得点に終わった。

 スパーズは地元サンアントニオでナゲッツに121―97(前半56―50)で圧勝。グレグ・ポポビッチ監督(68歳)の勝利数は1128となり、元ジャズのェリー・スローン元監督が保持していた単一チームでの監督最多勝利記録を更新。歴代1位となった。

 ナゲッツは22勝28敗。ここ5日で4試合目とあって疲労感が抜けきれず、第3Q終了時点で19点差をつけられて敗れた。

 ウォリアーズは敵地サクラメントで延長の末にキングスに106―109(前半56―56、延長8―11)で敗れて43勝8敗。連勝は5で止まった。

 ステファン・カリー(28歳)は3点シュートを14本中8本成功させて35得点をマークしたが、1点を追っていた延長の残り6・9秒と4・9秒のシュートを2本ともミス。ケビン・デュラント(28歳)はフィールドゴールを10本中8本失敗し、3点シュートも6本全部ミスするなど精彩を欠いた。

 スティーブ・カー監督(51歳)は第3Q、反則のコールに激怒して審判に暴言を吐いて退場処分。結果的にテクニカル・ファウルによるフリースローを2本決められたことがスコアに大きく影響することになった。

 キングスは連敗を3でくい止めて20勝31敗。センターのディマーカス・カズンズ(26歳)が延長での6得点を含む32得点、12リバウンド、9アシストを稼ぎ、ベンチスコアで45―16と大きく上まわって、このカードの連敗を13で阻止した。

 <その他の結果>

ホークス(30勝21敗)113―86マジック(20勝33敗)、ペイサーズ(28勝22敗)105―84ピストンズ(23勝28敗)、ジャズ(32勝19敗)105―98ホーネッツ(23勝28敗)、バックス(22勝28敗)137―112サンズ(16勝35敗)、グリズリーズ(31勝22敗)107―99ティンバーウルブス(19勝32敗)

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