高梨3連勝でW杯通算52勝 歴代最多に王手

[ 2017年2月5日 22:45 ]

W杯ジャンプ女子個人第14戦 高梨沙羅の1回目
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子第14戦は5日、オーストリアのヒンツェンバッハ(HS94メートル、K点85メートル)で行われ、W杯個人総合で首位に立つ高梨沙羅(20=クラレ)は89メートル、92メートルの合計254・8点で優勝。W杯通算52勝とし、男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(27=オーストリア)が持つ歴代最多の通算53勝まで、あと1勝とした。

 高梨は1回目に89メートルを飛んで首位に立つと、2回目にはヒルサイズに迫る最長不倒の92メートルをマークして3連勝を飾り、今季8勝目を挙げた。88メートル、91メートルを飛んだカリーナ・フォークト(25=ドイツ)が250・0点で2位、3位にはマーレン・ルンビ(22=ノルウェー)が入った。

 今季3勝を挙げている伊藤有希(2=土屋ホーム)は82・5メートル、89・5メートルの237・6点で7位。勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は13位、岩渕香里(23=北野建設)は20位だった。

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