伊東大貴、貫禄逆転V!国内調整実った 今年は“大関”に

[ 2017年2月5日 05:30 ]

UHB杯 ( 2017年2月4日    北海道札幌市大倉山ジャンプ競技場=HS137メートル、K点123メートル )

表彰台でポーズをとる(左から)2位・栃本、優勝・伊東、3位・鈴木
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 ノルディックスキーのUHB杯ジャンプ男子はワールドカップ(W杯)遠征から帰国し、国内で調整中の伊東大貴(雪印メグミルク)が143・5メートル、135メートルの合計285・0点で1回目2位から逆転優勝した。栃本翔平(雪印メグミルク)は1回目にジャンプ台新記録となる146メートルをマークし、2位に入った。女子は茂野美咲(CHINTAI)が2位に大差をつけて制した。

 国内調整中の伊東が大ジャンプを2本そろえて貫禄勝ち。1回目、146メートルの栃本に負けじと143・5メートル。2回目は飛距離が伸びない中で伊東だけがヒルサイズに迫る135メートルを飛び、逆転優勝を飾った。

 国内で助走姿勢を修正したという伊東は「頭が高くなっていたが、自分の感覚に戻ってきた」と手応えを強調。また横綱に昇進した稀勢の里に刺激を受け、自らを大好きな大相撲に例え「横綱は葛西さん。僕はまだ関脇。来年の(平昌五輪で)綱獲りに向け、今年大関になれれば」と明るく話した。

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2017年2月5日のニュース