豪栄道9連勝!カド番優勝へ単独トップ守る 日馬&遠藤が1敗追走

[ 2016年9月19日 17:55 ]

<秋場所9日目>碧山を押し出しで破る豪栄道(背中)

大相撲秋場所9日目

(9月19日 両国国技館)
 大相撲秋場所9日目は19日、東京・両国国技館で行われた。前日8日目にカド番脱出を決めた大関・豪栄道が碧山を押し出しで下して9連勝。単独トップを守った。08年の琴欧洲以来となる8人目のカド番優勝へ前進した。遠藤と横綱・日馬富士が1敗で追走する。

 遠藤は蒼国来を寄り切って1敗をキープ。勝ち越しを決めた。取組後に「しっかり体が反応して体位を入れ替えることができた。あまり勝つことを意識せずに自分の相撲を取ることだけに集中できています。ケガも回復してきて、基本動作もできるようになってきたのでいい傾向だと思う」とコメントした。

 横綱・日馬富士は結びの一番で栃煌山を破り、1敗を守った。隠岐の海は魁聖に寄り切られ2敗と後退した。

 横綱・鶴竜は妙義龍を冷静にはたき落として6勝(3敗)とした。

 その他の大関陣は、綱獲りを狙う稀勢の里が落ち着いた相撲で千代鳳を下し2敗を守った。琴奨菊も宝富士を破り2敗をキープ。カド番脱出まであと1勝とした。照ノ富士は53秒の攻防の末、高安に敗れて4勝5敗と黒星先行となった。

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