デ杯最終日 日本、ワールドグループで初の5連勝!

[ 2016年9月19日 05:30 ]

デ杯WG入れ替え戦 ウクライナに勝利し、笑顔の(左から)錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、杉田祐一

男子テニス国別対抗戦デ杯ワールドグループ入れ替え戦最終日 日本5―0ウクライナ

(9月18日 大阪・靱テニスセンター)
 男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ(WG)入れ替え戦の日本―ウクライナ最終日は18日、大阪市靱TCでシングルス2試合が行われ、世界88位のダニエル太郎(23=エイブル)が、世界321位のアルテム・スミルノフ(28)に3―6、7―5、6―1で逆転勝ち。第5試合では世界96位の西岡良仁(20=ヨネックス)が、世界419位のダニロ・カレニチェンコ(22)に6―2、6―2で完勝した。3連勝ですでにWG残留を決めていた日本が、WGで初めての5連勝を飾った。

 最後の試合で西岡が勝利を決めると、図ったように雨粒が落ちてきた。悪天候が予想されていたこの日は、当初から試合開催が危ぶまれていた。

 3セット以上試合が行われた場合は興行成立、3セット未満ならチケット払い戻し。すでに前日に日本の勝利は決していたが、前売りでチケットは完売しており、朝から観客が会場につめかけた。チケットの売り上げは2000万円はくだらないとみられ、払い戻しとなれば日本テニス協会への影響も甚大だった。

 日本初のWG5連勝までついた最良の結果に、同協会の内山勝専務理事は「開催できてホッとした。売り上げは普及と強化につながる大事な資金になる」と胸をなで下ろした。

続きを表示

2016年9月19日のニュース