比嘉４位で賞金シードへ前進　ランク７７位→６６位に

最終日５アンダーで４位タイに浮上した比嘉真美子は１８番でセカンドショットを放つ

マンシングウェアレディース東海クラシック　最終日

（9月18日 愛知県・新南愛知ＣＣ美浜Ｃ＝６３９７ヤード、パー７２）
　比嘉に勢いが出てきた。１０番で３メートルのバーディーパットを入れ、１１、１２番もバーディー。１３番は２５ヤードのチップイン、１４番は６メートルをねじ込み５連続でスコアを伸ばした。初日と同じ６７。１０位から出て４位に食い込んだ。

　「調子が上がってきているけれど自分の中ではまだ半分という感じ。もっと上げられると思う」

　不満感を漂わせたが、ベクトルは上向きだ。本格デビューした１３年に２勝も、昨季は１７試合連続予選落ちなどどん底を見た。今季も予選落ちが続き、決勝ラウンドに進んでも５０位台と低迷。９月に入ってからようやく好転し、今大会は今季初めて１試合で２度の６０台。１４年に２度あった２位以来、一度もなかったベスト１０入りも果たした。

　賞金ランクは７７位から６６位へ浮上。「出るからには優勝を目指さないとプレーする資格はない」と強気なコメントも戻ってきた。復活の２文字も、もうすぐ手に入る。