46歳成田「悔いはない」集大成万感7位締め

[ 2016年9月19日 05:30 ]

水泳女子100メートル自由形S5(運動機能障害)決勝、レースを終え涙を流し引き揚げる成田真由美

リオデジャネイロ・パラリンピック第11日

(9月17日)
 8年ぶりのパラリンピックのレースを泳ぎ切った「申し子」の目には涙が浮かんでいた。46歳の成田は今大会最後の種目の決勝を7位で終えた。

 表彰台には届かなかったものの、大観衆の前で全力を尽くし「悔いはない」と万感の思いをにじませた。今後も競技者として第一線にとどまるかは未定だという。次の目標は4年後の東京大会を成功に導くこと。東京の組織委員会理事でもある成田は「東京でもこうあるべきだ、という提言をしていかないといけない」と新たな使命感を口にした。

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2016年9月19日のニュース